memberメンバー
「種はおよぐ」プロジェクトメンバーが、食と里にまつわるさまざまな疑問や課題の解決と、それに繋がるネットワークづくりを一緒に目指していきます。
大皿 一寿
1967年生、42歳で脱サラし有機農業の世界に飛び込む。きっかけは前職で共に働く若いスタッフの食生活が気になり食の乱れが心の乱れに関係していると感じたこと。しかし、農業で生活するのは厳しく、あれこれ工夫を凝らしているうちにすっかり変わり者の農家として紹介されるようになり、有機農業をベースに山羊を飼ったり、町の人を集めて耕作放棄地でお米作りを始めたり、最近では神戸の材料100%のローカルビールを町の醸造所と一緒に開発中。なんでもはいはいと引き受けるお調子者の為、今回も局長の重責を軽々しく引き受けてしまいました。どうぞよろしくお願いいたします。
鶴巻 耕介
1984年生。学生時代、子どもの野外活動プログラムに携わるNPO法人で活動。大学卒業後、教育関係の企業や、学生時代に活動したNPO法人で働く。次第に「地域に根ざして生きてみたい」と思うようになり、30歳を迎える時に、現在の神戸市北区淡河町へ移り住む。地域を耕したいという意を込めて「つるまき農園」という屋号で活動中。取り扱い作物は、サツマイモ農園、農村定住コーディネーター、茅葺き職人のてったい(手伝い)、地域に残る本陣の維持管理、農村スタートアップ事務局、文化財巡視員など少量多品種型。地域内外の様々な仕事に触れながら百の知恵と技を持つ現代版百姓を目指している。
山内 庸資
1978年京都生まれ。神戸在住。平面作家として作品を発表しながら、イラストレーターとして活動中。「イラストという媒体を通してどうやって地域とつながって関わり合っていけるか、どうすれば地域をもっと良くしていけるのか」と、日常とアートの調和をイラストレーションなら可能だと導きだし、山と、海と、島へのアクセスの良い神戸を拠点に、生活の豊かさや、そこで暮らす人の姿を今日も描き続けている。
服部 滋樹
1970年生まれ、大阪府出身。graf代表、クリエイティブディレクター、デザイナー。美大で彫刻を学んだ後、インテリアショップ、デザイン会社勤務を経て、1998年にインテリアショップで出会った友人たちとgrafを立ち上げる。建築、インテリアなどに関わるデザインや、ブランディングディレクションなどを手がけ、近年では地域再生などの社会活動にもその能力を発揮している。京都造形芸術大学芸術学部情報デザイン学科教授。
對中 剛大
1981年生まれ、大阪府出身。タイナカ_オフィス代表、山のテーブル主宰。ランドスケープデザイナー、ピクニックコーディネーター、料理家。大阪市と京都南山城村での2拠点生活中。ヒトモノコトが関わる場づくりの設計。食を通して人と人、人と場所がつながるきっかけづくりの料理。また地域や企業のブランディングを行う。2017年山村の旧保育園舎で地域の魅力を生かしたレストラン&ギャラリー「山のテーブル」をオープン。
片岡 杏子
1982年福井県生まれ。2006年武蔵野美術大学空間演出デザイン学科卒業。studio23勤務後、2011年フリーに。現在は福井と神戸を拠点に活動している。「大切な人との思い出を記念に残す」という写真本来の役割を大事にしながら、ローカルでの新しい働く力を体現している。
岩本 順平
写真スタジオでのアシスタントを経て、2012年に写真家として独立。2014年から新長田の再開発エリアで劇場を運営するNPO法人DANCE BOXに参加。PRディレクターとして主催公演などの広報を担当。2015年、神戸市長田区南部を舞台にした下町芸術祭の立ち上げに事務局長として参加、2017年秋に第2回目を実施。
2017年春よりデザインやアートの地産地消による地域の活性化を目的に長田の仲間たちと一般社団法人DORを設立。
多々良 直治
1980年生まれ。福岡県出身。和歌山大学システム工学部デザイン情報学科卒業。印刷会社、Web制作会社を経て、2008年に独立、カイエ(株)を設立。Web制作における、企画からデザイン、開発まで行う。周りのクリエイターを巻き込みながら、もしくは自分が巻き込まれながら、日々、試行錯誤している。
friends繋がった人
真鍋 太一
1977年生まれ。愛媛県出身。アメリカの大学でデザインを学び、日本の広告業界で8年働く。その後、アメリカで就職するが、挫折して帰国。空間デザイン&イベント会社JTQを経て、WEB制作の株式会社モノサスに籍を置きつつ、グーグルやウェルカムのマーケティングに関わる。2014年、徳島県神山町に移住。モノサスのプロデュース部部長とフードハブ・プロジェクトの支配人を兼務。
株式会社フードハブ・プロジェクト
2018年度グッドデザイン賞において、「グッドデザイン・ベスト100」、特別賞「グッドデザイン金賞(経済産業大臣賞)」を受賞。
白桃 薫
農業長。神山町出身。一般社団法人神山つなぐ公社所属。神山町役場の職員として11年間勤務。暮らしや仕事中で、日々神山の農業に対して危機感を抱いていた。神山町の地方創生ワーキンググループで考えたフードハブの原案に「これしかない」と思い実行を決意。現在は、神山つなぐ公社の、農業担当として立ち上げに参画し、実際に田畑に出て農業に取り組んでいる。
株式会社フードハブ・プロジェクト
2018年度グッドデザイン賞において、「グッドデザイン・ベスト100」、特別賞「グッドデザイン金賞(経済産業大臣賞)」を受賞。
井筒 耕平
1975年生。愛知県出身。(株)sonraku代表取締役。博士(環境学)。岡山県西粟倉村で「あわくら温泉 元湯」とバイオマス事業、香川県豊島で「mamma」を運営しながら、再エネ、地方創生、人材育成などの分野で企画やコンサルティングを行う。共著に「エネルギーの世界を変える。22人の仕事(学芸出版社)」「持続可能な生き方をデザインしよう(明石書店)」などがある。
株式会社sonraku
農村地域の活性化モデルとして全国から注目を集めている、人口約1,500人、村の95パーセントが森林の岡山県西粟倉村を拠点に、地域の木材を活用した村の温泉施設「あわくら温泉 元湯」の再生、バイオマスエネルギー事業などを展開している。 また、香川県の豊島で歴史ある乳児院の建物をリノベーションしたゲストハウス「mamma」を運営している。
山崎 正夫
大学卒業後、出版社を経てドイツ木材メーカーの輸入代理店に勤務。2009年、間伐材を活用した打楽器「カホン」を手作りする「カホンプロジェクト」を創設し、日本全国の森との関わりを深め各地の地域材を活用したプロジェクトに携わる。現在、森から採れる木材の価値を再構築し、新たなデザインを提案するウッドデザインのプラットフォーム「シェアウッズ」を運営。六甲山材を活用したブランディング及び商品開発などを始め、国産材の販路拡大の為の支援や地域活動等、森林とまちをつなげる木材コーディネートを行う。2017年には、兵庫津で、60 年の歴史を持つ船大工の工房を継承し、新たなクリエイティブの拠点として運営中。
弓削 忠生
1945年神戸生まれ。1985年に西日本で個人の酪農家として初めてカマンベールチーズやフロマージュ・フレの製造販売を開始。また1987年にはチーズの食べ方の発信拠点として場内にチーズハウス「ヤルゴイ」をオープン。 2003年に兵庫県農業賞を受賞、2017年に兵庫県功労者賞受賞。 低温殺菌牛乳やチーズなどの乳製品だけでなく、堆肥を活用した野菜やハーブ、ブルーベリーや白イチジクの栽培、はちみつも採取。 牛糞やレストハウスからの食品残渣から生まれるバイオガスを活用するべく、ミニバイオガスユニットを導入し、2018年7月にはバイオガスユニットから取れる液肥の有機JAS資材認証取得と共に神戸大学との共同研究で実証実験中。 2019年にひょうごバイオマスecoモデルに登録される。